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春に桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪。
それ以上に何を望む?
雪月花 水。
全てを洗い流す水。 時に残酷に全てをかき消し、 尊い記憶も滲ませる。 記憶、希望、絶望、痛み。 全てが喜びに満ちたものでもない。 全てが悲しみに満ちたものでもない。 しかし、全てを流す事を望むのも、また水のこころ。 でも、本当に大切なものは残る。 全てが無駄に終わる事は無い。全て自分のために、そして愛するもののために 共有した時間や、生きた過程は、全てに意味があり、 結果は問題ではない。 それが辛い結果に終わろうとも。 痛みは水が流してくれる。 涙という名の水が 心に響く雨音・・・涙
暗がりにいても、その音は確かに響く。 どこにいても、想いさえあれば。 その音が聞こえなくなった時、それは夢を見ているとき。 でも、それは聞こえないんじゃない 聞こうとしないだけ そこにいるのに、そこにあるのに。 夢はいつも幻をみせる まるで試すように だから追いかけ、迷う。 でも、迷う時は迷えばいい。 きっと、 いつかきっと、 雨音が、目を醒ませてくれるのだから。 夢を見た。悪い夢を。 でも、怖くはない。 強く思えば、強く望めば、夢は希望の色に輝き 心を照らすから。 あなたは迷わない。 その強い心が、皆を照らすから。 あなたは迷わない。 なぜなら 本当に強い心、想いを持つ人は 心に輝くほしをもっているのだから 晴れた空は、青く冴え渡る
黄昏た空は、静に紅をたたえる 人の世はうつろい、心もうつろう。 変わらないのはこの空くらいのものだ。 何のためにこの空があるのか 何のために太陽は大地を照らし、雨が地を打つのか 人は誰しも自らのなすべきことを知り、生きるという。 しかし本当になすべきことは、生きる事なのか。 国は滅んで山河あり、諸行無常の響きあり。 人もまたいつかは滅び、過去の遺物となるのだろう それでも空は青く、日は照らす。 誰も自らが人として生まれた意味を知らず 知ろうともせず生きていくのだろう ただ目の前にある生を踏みしめるために 日が照るのは、人類に光を与えるために照るのではなく そこにあるから大地を照らすのだろう 空が青いのは、その美しさを讃えるためではなく 人の網膜を通してみるから青いのだろう 人が生きるのも、そこに太陽があり雨が大地を打つからなのだろう 人が生きるのに、理由などない。 栄華を極めようとするのも、限られた時間に縋るから 本能を愛と呼ぶのも、自らを愛したいからなのだろう 単なる種の保存本能を、神秘性に満ちた神聖なものに置き換えて 生きる理由を知りつつも 雨音が響くとき
夢は醒める 時間は常に進み、終わりは無い。 しかし人の人生には終わりが来る。 時に時間は残酷なほどに刻まれ 時にやさしく痛みを洗い流す 今はただその流れに身を任せる。 人はときをかけて自分を表す そして時を犠牲にして夢を追う。 やがて雨が振り、その夢が醒めたとき その犠牲に涙するのだろう 息を吸い込むように大切にしていた感覚。
どんなに黒く塗りつぶしても、引き裂いても いまだ彩りは色あせない。 深い闇の淵にいても、激しい劫火に焼き焦がれても 消せない感覚 夜空を隠す黒い雲、清らかでいることを許さない穢れた雨 闇から息を潜め、心を奪う機会を窺う澱んだ空気。 心、言葉、鼓動、全てを奪っていく。 惨めぶった自分を照らす常夜灯は、哀れささえも照らし出す。 自ら幻に包まれながら、それを否定しなかった 同情や気まぐれを愛と呼んだ己の愚かさを憂いながらも |
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Author:宇宙怪獣
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